富岡まなびステイ | 2025年度のきろく
やればやるほど、
暮らしのコミュニティが
強くなる観光って?
2026年7月15日(水)報告会 / 主催:(一社)富岡市観光協会 企画マーケティング委員会
いきなりですが、クイズです
1,000
これ、なんの数字だと思いますか?
……答えは、今日の後半で。
今日の問い
やればやるほど、
暮らしのコミュニティが
“強くなる” 観光って——
あると思いますか?
観光と暮らしは、どこかでずっと、別のものでした。
ときどき、ぶつかることもあった。
富岡では、その問いを、ずっと探しています。今年は、旅人を3人、公募しました。
はじめに
富岡って、どんなところ?
群馬県西部のまち。高崎から上信電鉄で30分。世界遺産・富岡製糸場と、奇岩の妙義山。
高崎から上信電鉄で30分世界遺産・富岡製糸場妙義山 はじめに
そして、暮らしのある富岡。
製糸場だけじゃない。人が暮らして、集まって、笑っている——ふだんの富岡。
① ビジョン | 富岡市観光戦略プラン
「何度も訪れたい
“富岡” に変わります。」
大きな仕掛けをしたわけじゃない。気づいたら「ただいま」と帰ってくる人がいる。
なぜやるのか。いま目の前で、素敵なことが起きている。それを、そのまま続く仕組みにしたい。それだけです。
語り:入山寛之(富岡市観光協会)
② 私たちは、何者か
富岡市観光協会 企画マーケティング委員会
= DMO(観光地域づくり)
私たちは、答えは知りません。でも、問いがあります。
・富岡に何度も訪れている人は、何をしたくて来ているの?
・やればやるほど、暮らしが豊かになる観光って、どんな?
その試行錯誤の、いちばん新しいのが「まなびステイ」です。
語り:黒澤
富岡って、どこ?
群馬県富岡市。
世界遺産・富岡製糸場のまち。
製糸場が注目されますが——
私たちの委員会の活動の場は、ふだん着の富岡です。
月曜の夜の、小さな飲み会。空き家。なんでもない街角。
まなびステイに至るまで
まなびステイは、単独では語れない。
げんきフェスタ(約25年)/ 月のみ(12年)/ 2014年 studio-L「スマイルとみおか」…
すでに、いくつもの流れがあった。
文脈を捉えて仕組みを設計する、というより——
いま起きている素敵なことを、試しに仕組みにして、反応を見て、繰り返す。まなびステイは、その一つ。
12年の流れ
〜2000年代
げんきフェスタ(入山さんたちが20年以上続けるお祭り)
2012–14
studio-L「ひとづくり・まちづくりWS」→ 市民グループ『スマとみ(スマイルとみおか)』。合言葉「笑顔いきあうまち富岡」
2014
店先のたこ焼き(月のみ/金のみの原型)。富岡製糸場、世界遺産に
2019
「金のみ」——来た人を “スペシャルゲスト” と呼ぶ
2020–21
コロナで休止 →「戻るのを待つ」のをやめる/観光協会の委員会から
2023–24
「げつのみ」再開/「みんながママ、みんながマスター」
2024
パートナーズカレッジ。県外の人が “自費で” 通いはじめる
2025.6
「やればやるほど暮らしのコミュニティが強くなる観光」が言葉に
富岡まなびステイとは
「富岡まなびステイ」は、群馬県富岡市観光協会が提供する滞在型観光プログラム(地域留学)です。
自身の研究テーマを持った旅人が1週間(最長6泊7日)地域に滞在し、お仕事体験や交流を通じて
富岡の魅力を再発見し、最終日に滞在レポートの発表を行う仕組みです。
「自身の研究テーマを持った旅人」とは?
✕知識や答えを持っている人(専門家)
✕優れた方法や技術を持っている人(技術屋)
——ではなく、
だから、答えを持ってこなくていい。“知りたいこと”さえあれば、旅人になれる。
まなびステイって、何?
公募した旅人が、富岡で1週間。こんな4ステップです。
STEP 01
求む!旅人
例年11月〜全国から3名程度を公募(滞在費一部補助)。自主まなびステイは年中受付。
STEP 02
入学式〜地域と交流
初日はみんなで歓迎する「入学式」。あなたのテーマを、まちのみんなに。
STEP 03
滞在レポをつくる
交流・行事・お仕事体験を写真と文章に。形式は自由、完璧じゃなくてOK!
STEP 04
卒業式〜学び共有
最終日に「卒業式」。変化・気づきを地域の方に発表。※後日オンライン可。
旅人① 長谷川菜奈さん
居心地の良さは、どうつくられるのか
高崎経済大学 / 2026年2月・6泊7日 / 4軒を泊まり歩き、延べ60名と。
本人のお話・約5分
🎤 長谷川菜奈さん
富岡で、心が震えた瞬間を。
説明じゃなくて、エピソードで。
⑤ 受け入れ側のお話・約5分
🎤 金田さん ご夫婦
ななちゃんを迎えて
うまく語らなくて、大丈夫。
印象に残った出来事を、ひとつ、ふたつ。
旅人② 橋爪 涼さん
未知の土地で、
風景を撮るとは
北海道・江別の写真家 / 6泊7日・延べ75名・34箇所。
風景写真家なのに、撮ったのは「笑顔」だった。
本人のお話・約5分
🎤 橋爪 涼さん
撮った写真を見せながら、でもOK。
心が震えた瞬間を、自分の言葉で。
⑦ 受け入れ側のお話・約5分
🎤 のぞみさん ご夫婦
橋爪くんを迎えて
うまく語らなくて、大丈夫。
印象に残った出来事を、ひとつ、ふたつ。
旅人 にしはる(西澤 春名さん)/ Zoom登壇
探究学習の現場としての地域
上田市 / 2泊3日・延べ37名。
篠笛の名手と意気投合「次のお祭りは、長野から笛で参加します」。
本人のお話・約5分
🎤 にしはる
(西澤 春名さん)・Zoom
2泊3日のぶん、ひとつの場面を、ぎゅっと。
⑩ 受け入れ側のお話・約5分
🎤 順子さん
にしはるを迎えて
うまく語らなくて、大丈夫。
印象に残った出来事を、ひとつ、ふたつ。
⑪ お話・約5分
🎤 櫛引くん
※旅人/受け入れ 要確認
滞在中のひとこま。心が震えた瞬間を、自分の言葉で。
⑫ お話・約5分
🎤 たかお
※旅人/受け入れ 要確認
心が震えた瞬間を、自分の言葉で。
説明じゃなくて、エピソードで。
⑬ 全員の旅人を、支えた人
毎朝、旅人は岡田さんちから、一日が始まる。
一人ひとりのお話の、その裏で——朝はいつも、同じ場所から。(語り:岡田さん/岡田新聞店)
⑭ 外から見て・約5分
🎤 井手 拓郎 先生
見ていて、どう思われましたか?
登壇者に、聞いてみたいことは?
⑮ 内側から・約5分
🎤 佐藤明彦先生
中から見ると、どう見えていたか。
旅人・受け入れ側・ゼミ、それぞれの目線で。
この一年、富岡では
延べ1,000人超
この一年、富岡に関わった人(把握分)
旅人3人も、月のみも、大学のゼミも、ぜんぶ絡み合って。
誰の手柄でもなく、まちぐるみで。
旅人が、次の人を連れてくる。
事業(予算)が終わっても、まちの中で続いていく。
誰かが頑張って回し続けなくても、続いていく。
報告書・特記事項より
でも、明らかに、
変わってきたことも、ある。
工事は、一切していない。それなのに、使われていなかった場所が、ほぼ改修ゼロで5か所、活動の拠点になった。
コミュニティが使い、信頼がたまって、その場所の “社会的な位置づけ” が変わっていく。
「うちも貸してみようか」と、連鎖して。
八千代さんち=まちのリビング / 岡田新聞店 / 洋品店いりやま=まなびステイの顔 / 商店街事務所 / プロヴァンス2階(※ここだけ若干の改修)
たとえば | 川崎屋さんち
閉じていたお店が、また人の集まる場所に。
Before / 閉店していた頃→
After / いま(げんきフェスタ2026) ただ、ひとつだけ確かなこと。
いちばん大事なものは、ぜんぶ、お金の外にあった。
お金で買えるものは、ほとんどなかったんです。
お金で買っていないもの
ホームステイ
まったくの善意。お金でお願いしたわけじゃない。
富岡は、誰かに “作って” もらう必要はない。
すでにある富岡が、そのままでいられる条件を、ちょっと整えるだけ。
「仕掛けは何だったの?」
仕掛けが、ないわけじゃない。月のみ。
でも、効いているのは、仕組みやイベントそのものじゃなくて——
その場での “関わり方の質”。
誰も来なくてもやる。出番をつくる。去る人は、ちょっとだけ追う。数より、ニッコリの総量。
*この“関わり方”を、いま「ふだん着の富岡」という小さなzineにまとめています。
富岡の“ふだん着” ①
げつのみ(月のみ)
毎週月曜の夜、洋品店いりやまの店先での、ゆるい飲み会。
誰が来てもいい。来た人は「お客さん」じゃなくて “スペシャルゲスト”。
誰かが回すんじゃなくて、その場のみんなで開く——「みんながママ、みんながマスター」。
富岡の“ふだん着” ②
すいのみ(水のみ)
奇数月の最終水曜。いつもの “のみ” の前に、ちょっとまじめな話をする時間。
「これからの富岡」「空き家のこと」などをみんなで話してから、飲む。
食べ物は近所のお店からケータリングで、お金が地域を回る。参加費1,000円〜。
普通の民家が、宿になる。
普通の飲み会が、卒業式になる。
普通の散歩が、生涯の縁になる。
あなたの街でも、きっとできる。
でも、コピーするのは “形” じゃない。
その下にある、何年もかけて育った「信頼の土台」のほう。
他の街の人へ
信頼は、すぐには作れない。
でも、“月のみ” みたいな小さな場で、育っていく。
富岡も、店先のたこ焼きから。まずは、富岡に遊びに来てください。
⑯ おすそわけ
あなたの街でも、月のみを。
やり方をまとめた、サイトと小さな冊子を用意しました。
ニッコリ、
お待ちしています🌱
note「みんとみ」 note.com/pctomioka
まなびステイ詳細 workarts.my.canva.site/tomioka-learning-stay
視聴・リマインダー申込 forms.gle/tT5sV7KqwEA24uDt5
お問い合わせ いりやま 0274-62-0149
おかえりの時間
きいてみたいこと、
ありますか?
今日はじめて富岡を知った方の「素朴な疑問」、大歓迎です。